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れているからです。私は、新しく末期と診断され、そして医師に自殺をほのめかした一人の患者のことを覚えています。医師は、その患者を私に紹介されました。しかし、彼女は私が家を訪ねることには気が進みませんでした。がん専門看護婦であることを説明したのちに、彼女は在宅のがん患者を訪問できるかどうかを尋ねました。私がかけたのだという確信があれば、彼女は私が電話することを許しました。訪問中、彼女はがんが感染すると本気で信じていたのだということがわかりました。彼女は息子が自分をケアするために家に帰ることを許しました。
何を患者がすでに知っているかを知るひとつのよい方法は、患者に自分自身について話してくれるように頼むことです。その人がどのように末期患者になったかをみなさまに話すでしょう。患者は自分がその病気や治療、そして死についての恐れについて説明してくれます。
話をすることはエネルギーを消費します。時間をとります。あなたは、長時間にわたって聞けるという準備ができるまで聞いてはなりません。話すことも聞くことも容易なことではありません。もしあなたが患者から学んだことを用いるつもりがなければ、話をするように頼んではなりません。
あなたは、知らないことについて想像していることが、実際の状況よりもっと悪くなっていることを発見するかもしれません。ヘルスケア提供者として、私たちは患者や家族との接触の中で、知らないことがいかに恐ろしいことかを定期的に伝える必要があります。私たちは、患者と家族が病気とケアについて正確な情報や期待がもてるように明らかにすることができます。
私たちは、人間の将来を予告することはできませんが、基本的な情報を提供することはできます。しばしば、患者は最初に話された情報の多くを理解していません。たとえば、医師が診断とその治療について患者にお話ししますが、患者は診断ががんであるということだけしか聞いていないかもしれません。それから徐々に、治療をどのようにするかを考え始めるのです。そのような時期に、他のヘルスケア提供者は、正確で理解しやすいように情報や書かれたものを提供し始めるべきです。
患者と家族は、提供された情報をいくつかの方法でテストします。患者は、さまざまな職種の職員に同じ質問をします。腫瘍病棟のハウスキーパーでさえ、患者の質問には効果的に答えられるようにトレーニングされるべきです。患者は第二の意見を求めることがよくあります。
不幸なことに、患者は治るといわれると、それで金もうけをしている人々に助けを求めることがあるかもしれません。しかし、彼らは患者からお金を取ることにしか興味がないのです。これらの節操のないいかさま師から患者を守ることができるのは、正確な情報です。患者が末期になるときまでには、痛みと症状コントロールや実際の死がどのようであるかについて話し合っておくべきです。私たちは、この患者のケアについて救急サービスの役割を話し合う必要があります。患者にはだれがヘルスケアの介護者で、その役割がどうであるかについて話しておくべきです。各患者や家族はそれぞれ疑問をもっています。もし、満足のいく答えが得られないと、現実に死に直面したときに大混乱を引き起こすことになります。
アメリカでは、多くの人々が家で何か緊急なことが起こると“911”に電話をすることを信じています。その結果、末期患者の蘇生や病院への車の手配など一連のごたごたが始まっていきます。私たちは家族に対して、患者が死んだということを伝えること、死亡証明書へのサイン、医師とのアレンジメントについて手助けしなければなりません。そうすれば葬儀社の責任者が、家や病院等から遺体を運ぶことができます。
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